2013年1月19日土曜日

1月15日 スタジオ第11回

あけましておめでとうございます!!
2013年もニャンドゥティーズをどうぞよろしくお願いしますm(__)m

久々のスタジオでは
論文輪読と小谷さんのパラグアイ報告会を行いました。

まずは論文輪読
今日で最後でした。

2章 JICAの教育協力の現状と課題―バングラデシュのプロジェクトを例に―

2000年に
「2015年までに世界のすべての子供が初等教育を修了できるようにする」
というミレニアム開発目標が掲げられました。
それによって就学率などの教育の「量」部分がある程度改善したため、
教育の「」、つまり教師の質や学校運営方法の改善が今、重要視されています。

さて、バングラデシュでも「質」改善が求められています。
そこでバングラデシュ政府とドナーが協同して教育計画を立て、
それをドナーが支援する
PEDP(初等教育開発計画)Ⅲが推進されています。

JICAはこの計画に沿って、
ティーチングパッケージ(教師用授業参考書)の配布を行い、
教師の質を向上させることで、質の改善を目指す
という取り組みを行ったということが紹介されました。

10章 教育ニーズの拡大と幼児教育―ケニア・マサイの子供たち


ケニアでは統治国であった英国式の教育法がとられ
アフリカの中でも教育も盛んです。

一方でマサイは、伝統的に放牧生活を営んでいる人々。
マサイのコミュニティの文化を継承していくのが彼らの教育だったのだが
最近は近代教育を取り入れようとしているのだという。

筆者は学校での描画指導に注目した。
マサイには文字がなく、子供たちにはお絵かきの習慣もないため
先生の描いた絵をまねることから始め、文字を書く練習をする。

まだまだ改善点は多いものの
近代教育への橋渡しになると考えられます。

6章 国内避難民の帰還支援―北部ウガンダでのJICAプロジェクト


国内避難民(IDP)
紛争や自然災害などの影響で、居住地からの逃避を余儀なくされ、
かつ国際的に承認された国境を越えていない人々のこと。

彼らに対する支援で問題になっているのは
条約などの、実効的な国際的保護体制が存在していないことです。
そのため、一番の解決方法は「帰還」だとされています。
しかし、帰還民が再び避難民になってしまう事例も多く見られています。

ウガンダでは、政府とLRA(神の抵抗軍)との紛争により
IDPが生まれました。
IDPキャンプには生活インフラが整備されており
また元の居住地も荒れ果てているため、
むしろ帰還しないでとどまる人々も。

JICAでは帰還の支援をしており、
コミュニティが自立して運営できる体制の確立を目指して活動しています。


4限では非常勤講師の小谷さんが先日パラグアイに渡航したため
その話をしてくださいました!!


この写真は現地の方の手作りサンダル!
見えにくいですが、カラフルでかわいらしいです^^

このプレゼンでは、現地の生活の様子や
協力隊の支援の様子を紹介していただきました。
早く現地に行って、この目で確かめたいものです><

そういえば冬休みに東南アジアに行ったメンバーが
お土産を買ってきてくれました(*^_^*)


みんなでお土産会の図♪
魔法の杖?!みたいな見慣れないお菓子がたくさんでした\(^o^)/

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