2013年7月23日火曜日

7月22日 スタジオ第11回

こんにちは!
スタジオメンバーは
夏休みを前に、テストやレポートに追われる生活を
送っております\(^o^)/

さて今回は、話し合い後に
先生による調査手法についてとラテンアメリカに関する講義がありました!


調査手法についての講義では
①ハーバード・フレームワーク
②モーザ・フレームワーク
③社会関係フレームワーク
について学びました。

①のハーバード・フレームワークを使うと
たとえば、女性と男性のアクセスとコントロールの関係を見出すことができます。
それはきゅうりの農家さんがいるとして
旦那さんも奥さんもきゅうりを栽培している(アクセスしている)けれど、
販売に関わっている(コンロトール)のは旦那さんだけ、
という関係です。

②のモーザ・フレームワークでは
「従属的な地位からの女性の解放、および平等・公正・エンパワーメントの達成」
を目標にしています。
たとえば東日本大震災の際に
女性はコミュニティの管理(炊き出しなど)に回っていたが、
男性はコミュニティの政治(運営など)をしていたという構造を
対立させて導きます。

③の社会関係フレームワークでは
社会の構造がどうなっているか、
家族が集まるとコミュニティができ、
その上には市場、さらには国家、
それをまとめる国連や国家間の取り決めなどがある、
そういった構造を整理します

そんな調査に役立つ三つの手法について学びでした\(^o^)/

ラテンアメリカに関する講義
理系の先生との授業での対談のためのものでもあったそうで、
先進国の支配(パラグアイはスペイン)の時代から、
様々な経済を立て直す改革の失敗を経て
構造調整政策に踏み切り
グローバル化で格差が広がった現代まで話は辿り着きました。
そんな現代において、
グローバル化に抵抗するような方法、
たとえば貧困層が利用できるようなバス交通を普及させるといった
方法が提案できないだろうか。
というものでした!!

短時間で終わってしまいましたが、
先生が実際にどんな講義を理系の先生としたのかが気になるところです(*^_^*)

2013年7月10日水曜日

7月10日 スタジオ第10回

今回は報告やお知らせが盛りだくさんのスタジオでした!

先日、先生とスタジオメンバーで
パラグアイ大使館に訪問させていただいたのですが、
いい収穫が得られたようです!
またパラグアイ渡航に一歩近づいたようです!


他には秋の学園祭、常盤祭のテント出店の計画や
今後の予定、期末レポートのことなどを話し、
パラグアイ渡航班は準備へと。
スタジオの今後の展開がまた楽しみになりました\(^o^)/

2013年7月4日木曜日

7月1日 スタジオ第9回

こんにちは(*^_^*)
今日も盛りだくさんのスタジオ内容です。

・渡航報告会
・吉野さんのお話
・予防接種講座
・お知らせ

まず渡航報告会では
パラグアイ・メルセデス地区、東日本大震災支援、インド、
BOPビジネス、フィリピン、パラグアイ・ラパス(日系居住区)の班が発表。


メルセデス班は、まず情報が乏しいので、
世帯調査や実態調査を行って
現在の状況を知り、今後の研究につなげることを目標としました。
たとえば住民の一日に同行させてもらい、
生活を知る、ということをするそうです!

東日本のプレゼンでは、国際協力を学ぶ中で、
なぜ今、海外を支援するのかという疑問、
国際協力に対する批判、
しかし国際協力の経験者が現場で活躍していた事実、
そういったことを受け、テーマを
「東日本大震災における国際協力団体の関わりとその支援における共通性」
にしたそうです!
どのような経験が活かされたのか、問題点はなにか、共通点はなにか、
そういったものを調査していきます。

インドのプレゼンでは、
初等学校の私立/政府立の違いによって教育格差が生まれているということを受け
南部州の一都市ではどのような格差が生まれているのかを調査していきます。

BOPビジネスのプレゼンでは、
企業にとっては、新しい市場が開拓でき、
途上国にとっては、貧困問題の解決につながり、
どちらも得をするという考え方がありますが
現実では途上国の人々が不利になることも。
そういった負の面を文献調査などから見出すことを目的としています。

フィリピンでは、
ゴミ山から得たゴミを売って生計を立てる人々がいるのですが、
そんな女性たちがゴミ拾いに代わる収入を得られるようにする
女性エンパワーメント事業に関する研究をしようとしています。

ラパス(日系居住区)では
1935年から日本人の入植がはじまりました。
それから50~60年が経った現在、日系人は、世代によって
労働活動をしている場所や日本に対する意識というのを
どのように変化させてきたのかを探りたいと言っていました。


さて次に、青年海外協力隊の家政隊員として
先月6月までパラグアイで活動していらした吉野さんをお招きして
先ほどプレゼンでも扱った「ラパス居住区」に関するお話をうかがいました(*^_^*)

吉野さんが行った活動は「Proyecto Poepy活動」といって
住民の方々の生活向上や、社会支援をするプロジェクトだそう。


着任当初はまったく情報がなく、まず情報収集というとこからスタート。
そして野菜を摂る習慣がないので、健康面の問題を改善する必要があると気づき
調理講習会を行いました。

ここではまず野菜の種を配っておき、出来上がったころに作った野菜の
調理法を指導するというものでした。

さまざまな失敗を経て、最後には多くの参加者が楽しんで講習会に参加し、
家庭でレシピを実践してくれるということもあったそうです^^
たとえば茄子のはさみ揚げは人気だったとか!

吉野さんの後任が決まっていない、
参加してくれた婦人会のモチベーションが維持できるか等
さまざまな問題を抱えていますが、こうして無事任期を終えたということです!

お忙しい中、貴重なお話をしてくださってありがとうございました\(^o^)/


最後に院生から
渡航の前に予防接種講座が!

私たちが渡航する時期のパラグアイでは
黄熱病、狂犬病、A型肝炎、破傷風などが心配されるそう!
そして想像以上に予防接種代が高くて、メンバーからはどよめきが・・・(笑)
しかしかかってからでは遅い!ということで予防接種してきます><
注意すべき病気ばかりです!