貿易ゲームの続きです。
それぞれの国の感想を見ていきたいと思います\(^o^)/
A国
・開発途上国という設定でした。途中ではさみの支援をいただきましたが、定規がなかったので結局役に立ちませんでした。その国のニーズに合った支援が大切だと感じました。
・資源とか道具とかを与えられた時点で、先進国との圧倒的な違いを身を持って感じた。このゲームを途上国の立場から体験できたことはある意味ラッキーだった。
B国
・もともと生まれてしまった格差というものを埋めるのはとても難しいことだとわかりました。そして日本の豊かさを改めて実感しました。
・ゲームの中でははさみや紙、知識があるかというあまり大きくないように感じる違いだけど、これが実際に国で考えると大きな違いなのだろうと感じました。短時間の間に大きな差が生まれたことはすごく驚き、長い時間がかかるとその差はもっと大きくなる一方だから、何かが改善されなければそれは続いていくんだろうなと思いました。また、今回は貧困国とか関係なく平等に交渉ができたけど、本来ではそういうこともないのだろうと思いました。
C国
・貿易ゲームは3回目で、過去2回とも主催者で、世界銀行/国連本部(今回でいう廣瀬君)の役割だったので、初めて実際に仲間と連帯してモノづくりをする立場でした。
物価の変動、新たな資源の登場、黄色いシール、照明、眉切りバサミ、秘密の情報などの小細工がとてもおもしろいと思いました。
結局は先進国が勝つようにできているはずなのですが、私が以前に主催したことのある貿易ゲームでは、紙資源が断トツ豊富にある国が1位になりました。今回も、黄色いシールがなければC(紙が豊富)は日本といい勝負になったのではないかと思います。実際に資源だけあるコンゴ民主共和国のような国はとても貧しいのに、貿易ゲームになると資源が多い国が勝つ、という仕組みがあるのではないかと思います。しかし、これは現実と矛盾していると思うので、貿易ゲームを現実の状況に近づけていけないのかな、どうにかならないのかな、と思いました。
1グループあたりの人数と、はさみや定規の数がちょうどよかったと思います。
D国
・情報の有無が重要になってくると身をもって知った。そして先進国はつい自国の利益を優先させてしまうから、途上国のことに気を付けて目を向けないといけないと思った。
・初めて貿易ゲームに参加しました。私の国は先進国で資源以外には恵まれていたので、多少なりとも優越感に浸りながらゲームを楽しみました(笑)
自国の富にとらわれて、他国への援助や思いやりが欠けてしまっていたことに後で気づきました。
格差社会について考えさせられる良い機会となりました。
・利益を追求してしまって、フェアトレードのの難しさを感じました。
みんなすごく楽しんで貿易ゲームをすることができました!!
その中でも一人一人考えさせられることがたくさんあったようです。
ちなみに
A国はニカラグア
B国はタイ
C国はサウジアラビア
D国は日本
をもとにしていたそうです。
なるほど!と思いますよね。
100人村をしたときにも感じましたが、
ゲームって楽しみながらも様々なことを学べて
ほんとすばらしいです(^O^)
もっと広めていくべきだなと思いました。
最後に、堂木さん、貴重なお時間ありがとうございました。
ランチでもお話をたくさん聞かせて頂き、参考になりました。
またぜひイベントなどにもお越しください。
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