◆貿易ゲーム◆
今回のスタジオでは公益社団法人 青年海外協力協会の堂気護さんを
お迎えして、貿易ゲームをしました。
貿易ゲームとは・・・
紙(資源)や道具(技術)を不平等に与えられた複数のグループ(国家)の間で、できるだけ多くの富を築くことを競う、貿易のシュミレーション・ゲーム。
そしてこのゲームの目的は
・国内に産業を興し、資本を形成することから、産業で得た資本で国家を建築していくうえでの問題点や必要とされる仕組みを理解する。
・その結果として、どのように国力の差や貧困問題が発生するかについて考える。
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今回私たちはA~Dの4国に分かれてゲームを行いました。
最初にそれぞれの国の基本概要や人口、失業率、
識字率、乳児死亡率、GNIなどが説明され、
その後、国ごとに封筒が渡されました。
それぞれ中に入っているものが全然違うんです!
ちなみに何が入っていたのかというと
A国:紙1、2枚 謎のシール
B国:500ドル 紙5枚 はさみ×2 30cmものさし×2
C国:お金(不明) 紙数十枚
D国:お金たくさん 紙1枚 15cmものさし はさみ 分度器 コンパス
(私はB国だったのでそれ以外の国は曖昧な情報もあります;;)
これを見るとどの国がどういう特徴を持っているのかが
結構見えてきますよね~。
お金は持っているのか、資源や技術はあるのかなど・・。
これらの持っているものを使って
それぞれ価格の違う製品(図形)を作って売りに行き、
お金を貯めていきます。
価格は、長方形<正三角形<半円<円
っていう感じでした。
(下の写真の彼がもっている紙に作る形が書いてあります。)
もちろん国同士でどんなやりとりをしてもいいんです!
これが貿易のようなものですね。
ものでも情報でもなんでも交渉しだいで交換できます。
(1つ例をあげると、私たちB国は、はさみ1つとC国の紙数枚を交換しました。)
この間どの国も交渉のし合いで、すごい白熱してました!!
私はほかの班員に交渉を任せて黙々と製品を作っていましたが(^u^)
約45分ほどでゲームは終わり、結果をみてみると
A国:約500ドル
B国:18500ドル
C国:約20000ドル
D国:約60000ドル
と、大きく差が出ました!
D国だけずば抜けてますよね。
それには秘密があって、D国だけ途中で
「製品にシールを貼ってを売ると価格が3倍になる」
という知識をD国だけ知らされていたんです!!!
A国はシールを持っていたけど、知識がなかったから
シールを有効的に使えなかったんです・・。
あとから知って驚きましたねー(;_:)
ほかにも途中にいろいろと仕掛けがあったりして
・長方形の価格が上がる。
・3枚作って売れる製品が1枚で売れるようになった。
・A国に日本の子供たちからの支援でまゆげカット用のはさみが送られた。
・マーケットで製品を売るためにA国の人が並んでいたのに、別の国の人が優先された。
など・・・
貿易ゲームは仕掛けをいろいろと組み込めるんです。
それが面白いんですよねー^^
次はそれぞれの国の感想を見ていきたいと思います。
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