2012年6月21日木曜日

6月20日 スタジオ第9回 その2

さて、午後は青年海外協力隊に行ってらした
京都大学大学院在籍中の小村洋平さんにお話を伺いました\(^o^)/


小村さんはおよそ二年間
ニジェール(アフリカ)に派遣されていた方です

まずはニジェールについて紹介してくださいました!
ニジェールは


このオレンジになっている部分です。
7か国に囲まれているため
不安定な状況にあります。

サハラ砂漠の下に位置していて
降水量は、はっきりと雨季と乾季に分かれます。
乾季はまったく雨が降らず
雨季でも降水量は少ない。
水を得るためにも大変な苦労を強いられる地域です。

そして農耕と牧畜が両方行われている地域でもあります。

年間を通して暑く
なんでもデジカメが壊れてしまったとか・・・!!

公用語はフランス語ですが
日常で使われるのはハウサ語という現地の言葉
教育を受けていないため、フランス語が使われていないようです。

そんなニジェールの風景を
写真と体験談を踏まえながら
紹介してくださいました^^

家畜の群れ、井戸を汲む風景(家畜を使わないと汲めない)
食事、人々の生活などなど

役所といっても数人しかスタッフがいない現実などが
紹介されました。


次に青年海外協力隊(JOCV)の活動も紹介されました。

JOCVは、自分の能力・専門性を生かして
派遣された地域で2年間仕事をする事業です。
派遣先はアジア、オセアニア、中米、南米、アフリカなど。
資格がいるもの、そうでないものがあります。

まずJOCVの試験に合格すると
65日間の語学訓練に入ります
派遣される国で使われる言語(英語、スペイン語、フランス語、その他現地語)
をみっちり学び、
予防接種なども受けてから現地に向かいます。

小村さんが従事していたのは植林事業
これには資格は必要なかったそうです。
苗を安価に売ることで
個々人に大切に木を育ててもらうなど
工夫をしたそうです。
(日々の暮らしに忙しく、自分のものでないと育てる余裕がないのだとか)

余った時間でサッカー教室なども開いたそうです!
NGOを通して日本から送ってもらったサッカーボールを
いろいろな地域に配りました!
ボール1つでできるスポーツに
子どもたちも喜んだことでしょう^^

また、学会で発表したスライドも見せてくださいました!

こうして発表も終わり
質問TIMEでは

「事前に行われる言語の訓練は役に立ったか」
「大学院進学は前から決めていたのか」
「資格は必要なのか」
「JOCVに赴く前の仕事は役に立ったか」

など様々な質問が飛び交いました\(^o^)/
これまで漠然としていたJOCVの事業がわかり
より興味がわいた人も多かったのではないかと思います♪
もっとお話を伺いたかったです><


最後に全員で記念撮影!
小村さん、貴重なお話ありがとうございました!!

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