なかなか大変な日でした><
と、その前に告知!!
10月7日(日)に、パラグアイフェスティバルが行われます!!
私たちも展示などをするつもりです\(^o^)/
民芸品なども出されて、楽しいお祭りになると思うので
ぜひご参加ください♪
詳細は後日!!
というわけで
*論文輪読*
①「緊急期の東日本大震災における
日本のNPOの外部者性からの考察」
桑名恵
東日本大震災後の支援では
海外で活躍するNGO・NPO団体も積極的に支援を行いました。
海外活動という経験を生かした迅速な活動ができた一方で
・被災者との関係づくりが難しかった
・ニーズを探るのが困難だった
等の問題点が挙げられました。
これについて、国際支援では
現地NGOによって、受益者のニーズを探ることができますが
今回は行政が中心だったので、
NGO・NPOが関わることができなかった例もあったようです。
援助において重要なこと、ニーズ調査や信頼関係構築を目指すため
努力が必要と言えます。
②「格差社会とジェンダー」
某著名人の講義風です(笑)
資本主義社会は、ある意味格差社会です。
そしてジェンダーは、「社会的につくられる性差」と定義されます。
日本では不当な格差をなくそうと言いつつも
いまだに格差は残っているというのが現状です。
これは海外と比べると、ひどいレベルにあたります。
たとえば男女の賃金格差の問題。
「男は仕事、女は家事」という言葉は
誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか?
これは女性だけのせいではなく、
押しつける男性側にも責任があると言えます。
また、戦後からの国の政策も影響を与えました。
結論として、現状を変えるために
・社会運動を起こすべき
・利益第一主義の財政界を規制すべき
ということが挙げられました。
③「パラグアイ農村女性の
性と生殖に関する意識とその変化」
<農村女性の家族計画と「語り」と「実践」を手掛かりに>
藤掛洋子
この論文は
私たちのスタジオの教授である、藤掛先生の論文でもあります!!
パラグアイの出生率は、都市部より農村部のほうが多いというのが現状です。
そして人工妊娠中絶は違法とされているにも関わらず
闇中絶(ex.激しい運動からわざと出血をおこし、人工中絶する等)が
行われています。
その裏では望まない妊娠があります。
それには男性優位・女性は従う、という思想、
カトリックの教えから、「※家族計画」は神の教えに背くとされる、
女性の身体に対する知識が浅い等の背景があります。
※職業、収入、住宅、年齢などの生活条件・生活目標を考慮して
産児数や出産間隔などを計画的に調整すること
終わりに、
文化尊重の立場
「途上国の女性たちは、生活のために望んで子供をたくさん産んでいる。
家族計画や望んだ性生活を送る自由や権利を推進する必要はあるのか?」
↕
外務省の介入を主張する立場
「女性は子だくさんによる貧困で苦しんでいる。
家族計画や自由・権利を推進する必要がある」
という二つの意見がありますが、
はっきり二分化されるわけではない
という点を押さえなければならない、ということでした。
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