先生のお知り合いである大迫先生が
PCM手法を使って私たちの予定を組んでくださいました!!
なんでも大迫先生はPCMに関して日本一の腕前をお持ちなんだとか!!
・・・ところでまず、PCMってなんだろうって思いますよね?
PCMとはProject Cycle Managementの略です。
簡単に言ってしまうと
プロジェクトとは、ある目標の達成を目指すものですが
その目標を効率よく達成するための道筋を考える方法、といった感じです。
この記事を読んでもらうと、なんとなくはわかってもらえると思います^^
さて、いったい何が始まるのか
ワクワクしながら授業が始まりました!
まずはお互いの自己紹介!ということで
飴を一人3つずつ持って
誰かと自己紹介したら、飴を交換して自分のポケットにしまう
という形をとりました。
これで3人と自己紹介しあうことができます!
*本来なら全員で紹介しあった方がいい
それから本題です!
今後の予定の大枠を大迫さんの助言を受けながら組み立てていきます!
やり方としては、以前やったようにポストイットにプロジェクト名、
協賛者、場所、期間などを書いて、模造紙に貼り付けていくものです。
このような作業です!
プロジェクトの名前は「パラグアイ学校建設」!
チーム名は茶バニーズ(仮)になりました!!
茶葉+ジャパニーズ=茶バニーズ・・・というわけで(笑)
改めてよろしくお願いします^^
さて、ここで質問です。
「目的」と「目標」の違いとはなんですか?
私たちもこの質問を投げかけられて
はっきりとした解答をすることはできませんでした><
普段は同じように使ってしまう言葉ですが、
大迫先生いわく
目的:何のために(objective)←上位目標
目標:何を(purpose)←プロジェクト目標
とするのだそうです。
こうして定義づけるのは
本来の目的から外れるのを防ぐためでもあります。
つい「あれもやりたい・・・これも!」となってしまいますが
あれこれ手を出していると
本来の目的を見失いかねません。
そこでこのように考えてみます!
プラミッドの上にある上位目標、すなわち目的(何のためか)をはっきりと決め
上から下に向かって計画を組み立てます。
そうすると本来の目的から外れることなく
計画を進めることができるというわけです\(^o^)/
じゃあ茶バニーズの目的はなんだろう?
みんなで話し合った結果
「学ぶ環境づくり」ということになりました!
この言葉は、子どもたちがよりよい環境の中で教育を受けることができるようにしたい
ということを表しています!
それと同時に、教育を通して子供たちが自分の頭で考える手助けをしたい、
子どもの笑顔が見たい、彼らの権利や状況を知ってもらいたい、貧困の改善をしたい、等
さまざまな思いが込められています。
この目的を達成するために何をするか?
それがプロジェクト目標になってきます!
これはもちろん学校建設ですね^^
実は「目標(学校建設)」はすぐに決まっても
「目的(学ぶ環境づくり」は簡単に決まらないもののようです。
いろんな意見を出し合ってようやく決まりましたが、
大変だからと言って、「目的」を決めないままでいると
中身のないものになりかねない、ということに気付かされました><
ただなんとなく学校を建設するだけでは
学校がただの”箱”になりかねません。
これまでのスタジオで教育の重要性を学びましたが、
教育を受けるための環境改善こそ、自分たちにできることではないかと
全員が考えた結果が目的に現れたのではないでしょうか^^
さて、ここからは目標を達成するためにアウトプットの手段を考えます!
時系列で並べると・・・
現地の状況を知る→広報→協力者集め→資金調達→PMU(活動拠点)設立
→現地でのニーズ調査→現地の協力者集め→現地の人の承認を得る→学校建設
→学校を持続させる→完了報告
という流れになりました!
いよいよ具体的になってきました。
こうしてみるだけでも、いかにやるべきことが多いかわかりますね!
そしてこのそれぞれのアウトプットの下に、
アウトプットのためにできる活動を考えていくのですが
そこは省略します。
こうして完成したものがコレ!!
このようにPCM手法を使うことで
今まで漠然としていたものが、現実味を帯びてきました!!
本当に大迫先生に感謝です!!
お忙しい中、ありがとうございました!!
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