論文輪読の続きです。
③「世界における児童労働の現状と支援のあり方について‐フィリピン、カンボジアにおけるストリートチルドレン支援に関わって‐」
小木曽宏(2009),『淑徳大学総合福祉学部研究紀要43』,淑徳大学,p37-47
国際労働機構(ILO)による児童労働の定義
「原則15歳未満の子供が大人のように働かされている状況」
世界中の子供たち(5~17歳)約2億4000万人、
すなわち、6人に1人が児童労働をしているというデータが出ています。(2005年度)
日本でも様々な支援を行っているものの、以前として金銭支援などが中心。
対して欧米は人的支援を行っていると言えます。
では日本の大学生のボランティア実践の可能性はどのようなものでしょうか?
実際に現地に赴くことで、ニーズを把握することが重要ではないでしょうか?
そこでボランティア活動の例として、フィリピンのカンルンガン・サ・エルマ、
カンボジア教育支援基金による教育支援が挙げられました。
そこから得られたことは
学校建設後のケア(教師、教材の確保etc)が重要であって
建設することだけを目標としてはいけない。
現地に寄り添うべきである、という結論でした。
これら3人の発表を受けて、討議をしました。
論点は
「構造的な問題をどう考えるか」
「このスタジオでどう考えたらよいか」
「支援のあり方(箱物だけでよいのか)」
議論は本当に白熱したものになりました!
これまで「パラグアイに学校を建設する」というのが目標になっていましたが
その後のケアを考えなければ意味がないということに気付き、
それでは今後どのようにすべきかをとことん話し合いました。
また、現地に寄り添い、自己満足に陥らない活動をしなければならないことにも
気付かされました。
討議を通して、やるべきことが以前より見えてきた気がします!!
もちろん問題は大きいのですが・・・><
討議後はこれからの予定を話し合い、
ワークショップの班分けもしました!!
来週はPCMという予定を組んでくださる方をお招きして
今後のスタジオの予定を組むつもりです\(^o^)/
~番外編~
実はこの日、スタジオ懇親会を開きました♪
なかなか話す機会のなかった人たちとも仲良くなるいい機会になりました!!
先生も含め、また一段とスタジオの親睦が深まった気がします^^
これからがんばっていきましょー!!
0 件のコメント:
コメントを投稿