12月もまとめて紹介します!
3年生は就活が解禁して徐々に忙しくなってきました。
合間を縫って『援助と社会関係資本 ―ソーシャルキャピタル論の可能性―』の
輪読を続けました^^
大きな出来事としては、16日に2年生との話し合いがありました。
2年生から「この先どう支援したいのかわからない」「なんのためにイベントをしているのか」
「スタジオの形態はどうする?」という疑問が出ました。
現3年生からはじまったスタジオ。何もかも手探りで、
先生に導かれながらやってきたところも多々ありました。
そして2年生が入ってきたとき、自分たちのやってることにそのまま
乗ってもらうような形になってしまいました。
2年生はそれぞれやりたいことがあるはずなのに
どこか巻き込んでいたような・・・。
話し合いをして、「教育面の支援は引き継いでほしい」という3年生の思いを伝えました。
これは現地に行った経験も踏まえての結論です。
これからは1年生、2年生が学びたいこと、やりたいことをやれるような
環境にしていきたいですね^^
さて今年のスタジオも終わりです。
多くの方々に大変お世話になりました!
来年も是非よろしくお願いします(*^_^*)
2013年12月31日火曜日
12月3日 カテウラ・ワークショップ
11月の下旬、パラグアイからとあるオーケストラが来日しました。
カテウラ・リサイクル・オーケストラです!
カテウラ地区 写真:藤掛洋子
パラグアイ・カテウラは貧困地域。各地からごみが集められてきます。
チャベスさんという指導者のもと、そのごみ山から集めた物で
バイオリンやフルートなどの楽器を製作し、10,20代の男女15名弱が世界各地で演奏しています。
ごみなんかで楽器が作れるのか?作れるんです。
彼らはその楽器を演奏をしながら、音楽で聴衆に大事なことを訴えかけます。
当たり前のようにごみを捨ててしまう私たちに向かって。
もしかしたらアンビ〇ーバボー等の番組をご覧になった方もいるかもしれませんね!
新聞にも取り上げられました。
是非この動画もご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=fXynrsrTKbI
そんな彼らとワークショップをする機会をいただきました!
今回は中川先生の音響スタジオとコラボしての楽器製作です!
場所を移動し、日本の着物体験も!
慣れない服装に戸惑いながらも楽しそうな彼ら。
横国のモニュメントの前で記念撮影もしました!
YNUモニュメント前にて 写真:藤掛洋子研究室
歓迎セレモニーでは、「ふるさと」の合唱でお出迎え。
藤掛先生がスペイン語で歓迎の言葉を述べられました^^
またこのセレモニーには、パラグアイに関わる多くの方々がいらっしゃいました。
皆様お忙しい中来てくださり、ありがとうございました!
そしてスタジオメンバー組んでメインである楽器製作を開始!
今回は太鼓とカスタネットを製作しました。
太鼓はなんと鉢植えとビニールシートで作れるんです!
こんな感じで・・・
カスタネットは木の板を削って穴をあけて作りました!
こんなきれいにはいきませんでしたが
通訳を介しながら各班奮闘!!
中には楽器に全員の名前を入れる班も^^
そして出来上がったこれらといろんな楽器を使って
炭坑節とパラグアイの歌Million de Amigosを演奏!
炭坑節では中川スタジオと一緒に
リコーダー、ギター、サックスで演奏しながら踊りを披露。
カテウラの方々に加わってもらいました\(^o^)/
Million de Amigosも大合唱になりました^^
そして最後はアリサさんとエンリケさんによる美しいハープ演奏で締めくくり。今回はスタジオの1年生も参加して、楽しく国際交流できたとのことでした^^
カテウラの方々も日本のことを今まで以上に身近に感じてもらえていたらいいなと思います。
私たちもまた一段とパラグアイに対する理解が深まり、
普段の何気ない行いも見直さなければと考えさせられました。
代表の二人も、本当にお疲れ様でした!!
集合写真 写真:ミタイ基金森田望
11月11日、18日、25日 スタジオ第4~6回
11月分と12月分はまとめて紹介します!
3年生就活組は11月から徐々に準備が始まり、
セミナーに参加する人もちらほら。
筆者も参加が難しくなってきました><
そんな中ですが、論文輪読が始まりました。
課題図書は
『援助と社会関係資本 — ソーシャルキャピタル論の可能性—』
佐藤 寛,日本貿易振興会アジア経済研究所 (2002)
この本に決まった理由は、
パラグアイ渡航組がコミュニティ支援について学びたいと考えたからです。
議題となっている社会関係資本(ソーシャルキャピタル)とは・・・
「ネットワーク」「信頼」「規範」などを資本と考えることにより、
それが社会で形成、蓄積されると捉える概念です。
まさにコミュニティがこれに当たります。(日本でいうところの自治会。)
「個人に協調行動を起こさせる社会の構造や制度」(コールマン)だと言われています。
この「資本」という画期的な概念によって、社会学者、人類学者と経済学者の間に
これまでになかった共通の議論の場が形成されるようになりました。
90年代後半から始まった社会関係資本を巡る議論は、
以下のような流れで進んできました。
J・コールマン、R・パットナム、F・フクヤマが基礎となる議論を展開
↓
世界銀行が途上国開発における重要性を唱え、実用化を目指すように
↓
批判や、定義の曖昧さゆえに混乱が起こる
↓
批判や混乱を超えるアプローチの登場
現在は最後の段階にあたります。
社会関係資本をいかに支援に利用するかを探求していきます。
3年生就活組は11月から徐々に準備が始まり、
セミナーに参加する人もちらほら。
筆者も参加が難しくなってきました><
そんな中ですが、論文輪読が始まりました。
課題図書は
『援助と社会関係資本 — ソーシャルキャピタル論の可能性—』
佐藤 寛,日本貿易振興会アジア経済研究所 (2002)
この本に決まった理由は、
パラグアイ渡航組がコミュニティ支援について学びたいと考えたからです。
議題となっている社会関係資本(ソーシャルキャピタル)とは・・・
「ネットワーク」「信頼」「規範」などを資本と考えることにより、
それが社会で形成、蓄積されると捉える概念です。
まさにコミュニティがこれに当たります。(日本でいうところの自治会。)
「個人に協調行動を起こさせる社会の構造や制度」(コールマン)だと言われています。
この「資本」という画期的な概念によって、社会学者、人類学者と経済学者の間に
これまでになかった共通の議論の場が形成されるようになりました。
90年代後半から始まった社会関係資本を巡る議論は、
以下のような流れで進んできました。
J・コールマン、R・パットナム、F・フクヤマが基礎となる議論を展開
↓
世界銀行が途上国開発における重要性を唱え、実用化を目指すように
↓
批判や、定義の曖昧さゆえに混乱が起こる
↓
批判や混乱を超えるアプローチの登場
現在は最後の段階にあたります。
社会関係資本をいかに支援に利用するかを探求していきます。
11月2日~4日 常盤祭
横国秋の恒例行事・常盤祭に出店しました^^
今年は他の国際協力系団体(コンゴジャスティス・Table for Two・Study for Two)と
合同出店。
スタジオでは民芸品とエンパナーダ&マテ茶を販売しました!
エンパナーダはパラグアイの餃子のような食べ物。
今回は餃子の皮を使って再現しました♪
民芸品は数が増えて
フィリピンやらベトナムやら
メンバーの行った地域のものも集まりました^^
売れ行きは上々でしたが、
学校建設という目標が揺らいでしまったため、
(※現地を実際に訪れ、学校建設というハード面の支援よりも
ソフト面の支援が重要だと感じたため)
何のために出店しているのか、いまいち釈然としなかったのが反省です。
今年は他の国際協力系団体(コンゴジャスティス・Table for Two・Study for Two)と
合同出店。
スタジオでは民芸品とエンパナーダ&マテ茶を販売しました!
エンパナーダはパラグアイの餃子のような食べ物。
今回は餃子の皮を使って再現しました♪
民芸品は数が増えて
フィリピンやらベトナムやら
メンバーの行った地域のものも集まりました^^
売れ行きは上々でしたが、
学校建設という目標が揺らいでしまったため、
(※現地を実際に訪れ、学校建設というハード面の支援よりも
ソフト面の支援が重要だと感じたため)
何のために出店しているのか、いまいち釈然としなかったのが反省です。
10月28日 スタジオ第3回
更新がかなり遅れてしまいました(T_T)すみません。
藤掛スタジオ、しっかり活動しておりました。
さて、この日には藤掛先生の報告書の書き方講座がありました!
パラグアイやその他の地域でそれぞれフィールドワーク等をしてきたメンバー。
それを報告書という形として残すことになります。
1.聞き取り調査
2.データをテキスト化する
3.一次報告書を作成する
という手順です。
2の文字おこしが時間がかかって大変な作業!
またこの段階で関係者に許可を取る必要があります(Ex。写真を使ってもよいか)。
完成は来年になると思います。
こういった形でみなさまに成果を報告する機会があるのは
本当にありがたいことです^^
藤掛スタジオ、しっかり活動しておりました。
さて、この日には藤掛先生の報告書の書き方講座がありました!
パラグアイやその他の地域でそれぞれフィールドワーク等をしてきたメンバー。
それを報告書という形として残すことになります。
1.聞き取り調査
2.データをテキスト化する
3.一次報告書を作成する
という手順です。
2の文字おこしが時間がかかって大変な作業!
またこの段階で関係者に許可を取る必要があります(Ex。写真を使ってもよいか)。
完成は来年になると思います。
こういった形でみなさまに成果を報告する機会があるのは
本当にありがたいことです^^
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